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となりの院長さん

第15回 ゆじ動物病院 湯地 堅二 院長 制作日:2016年7月21日

ゆじ動物病院

湯地 堅二(ゆじ けんじ) 院長 1973年3月10日生(43歳)福岡県福岡市出身

【出身大学】
宮崎大学農学部獣医学科

【代診時代】
岡山県の山陽動物医療センターで修行。

【開院時期】
2000年 2月に福岡県糸島市に「ゆじ動物病院」を開業
2008年 移転
2011年 分院、二丈ゆじ動物病院開院、CT導入
2016年 CT入れ替え

【診察対象】
犬・猫・ウサギ・小鳥・ハムスター・フェレットなど

【役職・所属学会・所属協会・勉強会】

  • 日本獣医師会
  • 福岡県獣医師会
  • 動物臨床医学会
  • 日本獣医がん学会
  • 宗臨研
  • 九州画像診断研究会
二丈ゆじ動物病院

診察コンセプト

1.寄り添う獣医療 2.寄り添う獣医療 3.本気で向き合う

3つのコンセプトをそれぞれ説明していただいた。

「寄り添う獣医療とは自分のこれまでの経験や学んできた知識を提供しながらご家族の傍らに立って、その子にとってご家族にとって最善の方法をともに考えていく姿勢です。その子とその子の病状や性格、ご家族にとってのその子がどういう存在であるのか、経済的に可能な限界・・・。それらをも汲み取って丁寧に診察することです。」

「感謝の心でとは恩返しの気持ちです。私たちの病院が良いと言って足を運んで下さり、応援して下さる飼い主さんがいる。そして私たちのことを好きでいてくれる動物達がいる。支えてくれる仲間・スタッフがいる。家族がいる。私たちの様々な要望に真摯に応えてくれる沢山の会社の営業や技術の方がいる。これまで育ててくれた恩師や先輩がいる。まだまだ挙げればきりがありません。皆さんに支えられて感謝していただける今を、本当に有り難いと感じています。皆の制服のバックプリントにある"Kansha Animal Center"という会社名はそういった思いから来ています。」

Kansha Animal Center

「本気で向き合うとは"自分にできる事を精一杯やる"ということです。どんなに助けたくてもそれが叶わなかった時は後悔や悔しさ悲しさ自分に対する憤りが湧いてきます。ですが明日に向かう為に自分で自分を励ます時、"自分にできることを精一杯やった"という自負が立ち上がらせてくれます。」

獣医師として大事にしていること

「常にその子にとって、そのご家族にとっての最善の選択を共に考える事。そしてその時に最善の提案ができ期待に応える事ができるように最新の獣医療を学び、治療環境を準備しておくことです。」

注力している診療科

血液内科、眼科、腫瘍科、画像診断

「代診先で私は血液内科を、妻である分院長は眼科の奥深さを勉強させて頂き、現在も力を入れて診療に当たっています。そして腫瘍疾患の増加に対してCTを導入し、腫瘍科や画像診断にも力を入れています。」

今後の展望に関して

スタッフ一同
  • もっともっと地域の飼い主さんや動物たちが安心できる場所になりたい。
  • 一人一人のスタッフがいきいきと輝ける職場環境を整えていきたい。
  • 子供たちに憧れてもらえるような仕事にしていきたい。
  • 志を持った獣医師や動物看護師を育てていきたい。

将来独立を考えている獣医師にむけて

「私も色々な縁を頂いて今があります。ですから縁を大切にして、支えてくれている周りの方々に感謝し、その恩に報いる気持ちで一つ一つ進んでいくことだと思います。そうすれば振り返ると、逆に周りから引き上げてもらっている自分に気付けると思います。」

ゆじ動物病院の絆

取材を終えて

小学校5年生、夏休みの宿題で獣医を目指すことになった湯地院長。そのきっかけは、自分の興味のある新聞記事を切り抜き、感想を付けてスクラップブックを作る、という課題だった。ちょうど紙面で特集が組まれていた「野生動物の危機」を見て、強い正義感を持って、野生動物を守りたい、ひいては動物たちを守っていきたいと考えるようになった。以降、獣医を目指すようになる。そこから30年と少し経ち、

「たくさんの人と多くの縁でつながらせてもらい、今の自分がある」

第一印象は優しい雰囲気の湯地院長だが、インタビューを進めていくにつれて芯の強さというか、意志の強さのようなものを感じた。ギブアンドテイクのギブを無意識に行う人。院長が行うそれによって周りは何かしらのリアクションをするのだが、きっかけを作っている院長は自分がやったことについては無意識なので、むしろ恩返しをしなくてはいけないと思うらしい。小学生の時から思い続けてきた、動物のために、という考え方が今の湯地院長の思考、行動原理に染みついていると感じられた。

ゆじ動物病院

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